超音波で美肌に導くメカニズムとは?

2012年1月18日02:30

超音波美顔器最近、美顔器をはじめとする超音波を使った美容器具が増えてきた。
そもそも超音波とはなんなんだろうか。

超音波を使った商品には必ず周波数が表記されており、1Mhz(メガヘルツ)~5Mhzといった表示がされている。
この周波数が大きいほど振動数が多く、小さいほど少ない。

単純にメガヘルツが高ければ高機能かといえば、必ずしもそうとは言えないのが超音波の特徴となっている。
周波数が高ければ高いほど振動数は増えるのだが、波形の大きさに違いがある。

超音波のイメージ図 周波数の低い超音波ほど振動が大きく、深くまで作用しやすいと言われる。 そのためボディ用の機器には周波数の低いものが多い。 逆に周波数の高いものは細かく早い振動を伝えるので顔などの美顔器などに利用されている。

この超音波の特徴として実際に肌に当てても何も感じない。実際に動いているのかどうか心配になるほど静かで痛みも無い。

実際に動いているかどうかを確認するのにオススメな方法として、超音波美顔器のヘッドの部分に水をたらすと、ヘッドに乗せた水滴が振動しているのが分かる。

これこそが超音波美顔器の効果のキモ。
超音波は水分を振動させ、温度を上昇させる作用があるといわれている。 超音波美顔器を使っていると、使用している部分が暖かくなるのを感じられるのだが、それこそが超音波の力なのだ。

赤ちゃんの肌がキレイな理由のひとつとして、体温の高さが上げられる。 細胞が活性に活動できる体温は37度台の時と言われている。 赤ちゃんは体温が高く、新陳代謝がよく、ターンオーバーも活発なため肌がイキイキとしている。 その状態に近づける力を持つのが超音波の役目。

また、超音波は水分がないと伝えることができないので、超音波の機器を使うときは必ずジェルなどと一緒に使用する必要がある。
産婦人科で使われるエコーなどでもジェルを塗ってから使用しているのにはそういう理由があるのです。

超音波美顔器を使っていて、何も感じないという人も多くいるだろうが、故障などではなく、そういうものなので安心して使ってOKです。


980円美顔器でおなじみのエステナードソニック


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