似たようなバナー広告がよく表示される

2011年11月26日01:28

いろんなサイトに表示されるバナー広告。なんだか似たよ~なバナーばかりが表示されるなぁ~、なんてことはないでしょうか。
最近のWEB広告は良くできているもので、興味のあるサイトを見たときに、それに近い広告や、一度みたサイトの広告が表示させることができるんです。

行動ターゲティング広告やリターゲティング広告と言われるものがそれにあたり、ユーザーの閲覧記録や、検索ワードから解析を行い、それに近い商材や、一度訪れたサイトの広告を表示されるようになっています。

もちろん、個人情報などが送られることはないのですが、ブラウザのクッキーと呼ばれる領域にそれらの情報が保持され、一定回数や一定期間、またはその商品を購入されるまで同じような広告が表示されることがあります。

例えば、洗顔石鹸をサーチエンジンで検索し、いくつかのメーカーの商品を閲覧すると、その検索履歴や閲覧履歴がクッキーに保持され、洗顔石鹸の広告ばかりが表示されたりします。

WEB広告は成果を数字で追うことができるので、広告配信側にとっては非常にありがたい広告のひとつで、広告シェアもどんどん伸ばしています。
クリック数が何クリックで、そこからの売上が何件で、受注金額がいくらだから、広告費をいくらまでかけられる、という計算がしやすいのが特徴です。

TVや雑誌広告、新聞折込やダイレクトメールなど旧来の広告手法は、配信数や、発行部数はわかれども、実際に広告が何回見られたかというのを数値化するのは非常に困難で、費用対効果を算出するのが、どうしてもコンバージョン(売上件数)から計算することになり、明確に数値化することが難しい広告媒体です。

特に気にする必要は無いのですが、WEBマーケティングの進化はすごいなぁ、と関心しました。


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